プール水水質検査
厚生労働省及び文部科学省により、定期的な検査を含むプール水の水質管理について規定されています。
咽頭結膜熱(プール熱)が増えています。ご注意ください。咽頭結膜熱は、発熱(38度〜39度)、咽頭炎(のどの痛み)、眼症状(目の炎症 結膜炎)を主な症状とする小児の急性ウイルス性感染症です。アデノウイルスと呼ばれるウイルスがその原因となります。プールを介して流行することも多く、プール熱と呼ばれることもあります。 通常夏期に地域全体で流行し、6月頃から徐々に増加しはじめ、7〜8月にピークとなります。
[参考資料]
プール熱について>>国立感染症研究所感染症情報センター
レジオネラ症について>>日本医師会、レジオネラ症資料(PDF形式)厚生労働省は「公衆浴場における水質基準等に関する指針」により、定期的な検査を含む浴槽水の水質管理について規定しております。
◇ 申し込み方法
◇プール水水質基準
電話,FAX又はEメールにてお申し込み下さい。
株式会社鹿児島環境測定分析センター プール水検査担当係
〒891―0131 鹿児島県鹿児島市谷山港2丁目5番11
TEL:(099)201−4177(代表)
FAX:(099)201―4178
Eメール bunseki@kagoshima-kankyo.com
※検査頻度(厚生労働省の基準)
項目 プール水水質基準 厚生労働省
遊泳プール水質基準文部科学省
学校 水泳プール水質判定基準水素イオン濃度(pH値) 5.8〜8.6 5.8〜8.6 濁度 2度以下 2度以下 過マンガン酸カリウム
消費量12mg/L以下 12mg/L以下 遊離残留塩素 0.4〜1.0mg/L プールの対角線上3点以上で
表面及び中層全ての点で
0.4〜1.0mg/L二酸化塩素 0.1〜0.4mg/L − 亜塩素酸 1.2mg/L以下 − 大腸菌群 検出されないこと 検出されてはならない レジオネラ属菌 不検出であること(維持管理基準) − 一般細菌数 200CFU/mL以下であること 200CFU/mL以下であること 総トリハロメタン 暫定目標値として概ね
0.2mg/L以下が望ましい− 備考 − 原水は飲料水基準に
適合することが望ましい
・ pH値、濁度、過マンガン酸カリウム消費量、大腸菌群、一般細菌:毎月1回以上
・ 総トリハロメタン、レジオネラ属菌:設備、温度、遊泳者数に応じて年1回以上
・ 遊離残留塩素濃度:毎日午前中1回以上、午後2回以上(うち1回はピーク時)