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環境アセスメント(生活環境影響調査)

廃棄物処理法が平成9年6月に改正され、廃棄物処理施設の設置に係る生活環境の保全に対する配慮を強化するため、許可が必要な廃棄物処理施設の新設や変更時に生活環境影響調査の実施が義務付けられました。廃棄物処理法で定められた廃棄物処理施設設置に係る生活環境影響調査を実施し、地域ごとの生活環境に配慮した対策を検討致します。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく手続き

 

最終処分場及び焼却施設以外の施設では※印部分は不要

産業廃棄物施設
次の産業廃棄物処理施設を設置する場合は、許可が必要です。

処理施設の種類

許可対象規模(処理能力)

中間処理施設

汚泥の脱水施設

10 m3/日を超えるもの

汚泥の乾燥施設

10 m3/日を超えるもの(天日乾燥の場合は、100 m3/日を超えるもの)

汚泥の焼却施設

5 m3/日を超えるもの、200 kg/時以上、火格子面積2 m2以上

廃油の焼却施設

10 m3/日を超えるもの

廃油の油水分離施設

1 m3/を超えるもの、200 kg/時以上、火格子面積2 m2以上

廃酸・廃アルカリの中和施設

50 m3/日を超えるもの

廃プラスチック類の破砕施設

5 t/日を超えるもの

廃プラスチック類の焼却施設

100 kg/日を超えるもの、火格子面積2 m2以上

有害物質を含む汚泥のコンクリート固化施設

すべてのもの

水銀等を含む汚泥のばい焼施設

すべてのもの

汚泥等に含まれるシアン化合物の分離施設

すべてのもの

廃PCB等の焼却施設

すべてのもの

PCB汚染物の洗浄施設

すべてのもの

その他の焼却施設(木くず等)

200 kg/時以上、火格子面積2 m2以上

処分場

安定型最終処分場

※面積制限撤廃(すべての処分場が許可対象)

管理型最終処分場

遮断型最終処分場

 

生活環境影響要因と生活環境影響調査項目

(最終処分場に関する生活環境影響要因と生活環境影響調査項目選定の一例)

管理型:○  安定型:◎  遮断型:●

調査事項

生活環境影響調査要因

施設からの浸透水の流出、又は浸出液処理設備からの処理水の放流

施設(浸出液処理設備)の稼動

埋立作業

施設(埋立地)からの悪臭の発生

廃棄物運搬車輌の走行

生活環境影響調査項目

陸上埋立

水面埋立

大気汚染

粉じん、ばいじん及び粒子状物質(粉じん等)

 

 

 

○◎

 

○◎●

その他必要な項目

 

 

 

 

 

○◎●

水質汚濁

生物化学的酸素要求量(BOD)

 

 

 

 

 

化学的酸素要求量(COD)

○◎

 

 

 

 

全りん(T-P)

全窒素(T-N)

○◎

 

 

 

 

その他必要な項目

○◎

○◎

 

 

 

 

騒音

騒音レベル

 

 

○◎●

 

○◎●

振動

振動レベル

 

 

○◎●

 

○◎●

悪臭

特定悪臭物質濃度、

臭気指数(臭気濃度)、

または臭気強度

 

 

 

 

○●

 

 

(破砕・選別施設に関する生活環境影響要因と生活環境影響調査項目選定の一例)

調査事項

生活環境影響調査要因

施設の稼動

施設からの悪臭の漏洩

施設排出水の排出

廃棄物運搬車輌の走行

生活環境影響調査項目

大気汚染

粉じん

 

 

 

二酸化窒素(NO2)

 

 

 

その他必要な項目

 

 

 

水質汚濁

生物化学的酸素要求量(BOD) または化学的酸素要求量(COD)

 

 

 

浮遊物質量(SS)

 

 

 

その他必要な項目

 

 

 

 

騒音

騒音レベル

 

 

振動

振動レベル

 

 

悪臭

特定悪臭物質濃度、

臭気指数(臭気濃度)、

または臭気強度

 

 

 

 

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